施工に何の問題がなくても、使用した資材の初期不良や工場開始のための設備搬入、開始後の慣れない內の操作によって、思わぬトラブルが発生することがあります。
お客様に工場の引き渡しをした瞬間ではなく、工場の全ての機能が正常に使用し続けられると分かった瞬間こそ、プロジェクトの完了だと私たちは考えています。

そのために、新築案件の場合は何かトラブルがあればすぐに対応できるよう、全ての現場でスタッフを殘して保守対応をしています。
設備擔當も殘っているので、 特に水漏れなどのトラブル際にはその場で作業(yè)し、すぐにトラブルを
解決することができます。

カイザーの定めている施工保証期間は、工場の規(guī)模にもよりますが、通常は2～4年を保証期間とし、竣工した工場に対する設備の點検や保守管理を行っています。
これは、メーカーが定めている保証期間よりも長く設定されています。

カイザー獨自の長い保証期間が、私たちの竣工案件に対する強い責任感の証なのです。

通常定められている漏水に対する保証は5年間なのに対し、カイザーはそれより長い10年間の長期漏水保証をしています。保証期間中、漏水のトラブルがあればいち早く現場に駆けつけ、原因の調査や修理や交換などの対応をしています。

お客様に安心して工場をお使いいただくために、長期の保証がカイザーの品質へのこだわりです。

設備の使用やメンテナンスの方法については、多くの場合、引渡時に総務擔當の方にご説明していますが、ご擔當者の異動があると、その內容が正しく引き継がれないことがあります。
それを防ぐために、カイザー獨自のマニュアルを作成し、それを見るだけでメンテナンスを正しく行っていただけるようにしています。

このマニュアルと、工事の際に取得した手続き書類や、施工に関する書類を全てまとめて、
最低3冊にも及ぶ「竣工引渡書」として竣工時にお渡ししています。

人事異動の際には、後任擔當者にこの竣工引渡書を引き継いでいただくだけで、
必要な情報をすぐに探すことが可能です。

また、竣工引渡書の中には、各施工に関する責任者の名前と連絡先を明記しています。
責任者一人一人が工事に対する責任感を持ち、何か合ったらすぐにご対応できるよう、努めています。